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英語を読むスピードを上げる方法

英語を読むのが遅いと、内容理解より「時間切れ」が先に来ます。速度は才能より読み方で変わり、視線の動かし方と、意味を処理する単位を整えると上がりやすくなります。語彙と文構造を迷わず処理できる状態を作り、時間制限の練習で慣らしていきます。

読む速度は視線と処理単位を変えると上がる

読むのが遅い原因は、単語力だけではありません。目が行ったり来たりしている、頭の中で日本語に直している、文の区切りが取れていない。こうした動きが積み重なると、同じ100語でも疲れ方が変わります。まず着手しやすいのが視線です。視線が戻る回数が減るだけで、読む量が増えます。次に、意味を取る単位を「単語」から「かたまり」に寄せると、処理がまとまり、読みが滑らかになります。

返り読みをやめて前から理解する

返り読みは、主語や動詞を見失ったときに起きます。対策は「前から決め打ちで取る」より、「前から最低限の骨だけ拾う」方向が現実的です。まず主語と動詞を見つけ、そこだけ線で結びます。次に修飾は後から乗せます。たとえば長い関係代名詞節が来ても、いったん “This is the book.” の骨を作ってから、修飾を上書きする。こうすると視線が戻りにくくなります。最初に骨、あとで肉の順にすると、読んでいる途中で迷子になりにくいです。

速度改善は語彙と文構造の自動化が要

速く読む人は、判断の回数が少ないです。頻出語は見た瞬間に意味が立ち上がり、基本の文構造は無意識に分解できます。反対に、単語を毎回辞書的に考え、文の区切りもその場で探していると、処理が止まります。スピードを上げたいなら、理解を深める学習と分けて、迷わず通過できる区間を増やすのがコツです。

頻出語は迷わず読めるようにする

速度を落とすのは、難語より “however / although / unless / due to / such as” のような頻出語句の引っかかりです。ここで止まると、文全体の方向が見えません。頻出語は、訳語より「役割」で覚えると早いです。たとえば however は「逆方向」、due to は「原因」、such as は「例」。役割が入ると、文章の流れがつかみやすくなります。練習は、短い英文を選び、これらの語句に印を付けて、見た瞬間に役割を言うだけでも変わります。小さな迷いを消すことが速度につながります。

句読点の位置でチャンク読みする

チャンク読みは「意味のかたまり」で読む方法です。目安はコンマや前置詞句、接続詞の切れ目です。たとえば “In the morning,” “for the first time,” “as a result,” のような部分をひとかたまりで受け取ります。日本語の語順に戻さず、かたまりごとに映像や関係を頭に置くと、速さと理解が両立しやすいです。慣れないうちは、本文にスラッシュを入れて区切ります。区切りが固定されると、目が次へ進みやすくなります。

伸びる練習は時間制限で慣れること

読み方を変えただけでは、本番のスピードには届きにくいです。時間制限の中で読む経験が少ないと、焦りで返り読みが復活します。練習は「理解を完璧にする日」と「スピードに寄せる日」を分けたほうが続きます。速度を伸ばす日は、多少取りこぼしても前へ進む感覚を作ります。時間内に終わる経験が増えると、読みの姿勢が変わります。

タイムトライアルで処理速度を上げる

タイムトライアルは、短い英文を時間を測って読む練習です。最初は300〜500語程度を選び、1回目は普通に読んで時間を記録します。2回目は同じ文章を、返り読み禁止で読みます。3回目はチャンクを意識して読みます。ここで大切なのは、読み終わった後に「どこで止まったか」を一つだけ特定することです。頻出語、長い主語、コンマの多い文など原因を一つに絞って、次の文章でそこだけ意識します。改善点を一点だけにすると、速さの伸びが続きます。

まとめ

英語の読む速度は、視線の戻りを減らし、意味を取る単位をかたまりに変えると上がりやすくなります。主語と動詞で骨を先に作り、頻出語句を役割で処理し、句読点を目安にチャンクで読む形に整えると迷いが減ります。あとは時間制限の練習で「前へ進む読み」に慣れると本番で崩れにくくなります。独学で型を作りつつ、読む・話すをまとめて底上げしたい場合は、英会話スクールで英語に触れる量を増やす方法も選べます。

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